AI 議事録ツール比較
Meeting Lens vs Notta 比較【2026年版】料金・精度・機能で選ぶ AI 議事録ツール
Meeting Lensと Notta(ノッタ)を、料金・日本語精度・リアルタイム性・プライバシー・独自機能で横並び比較。それぞれが向く用途と選定判断のポイントを編集部が実利用ベースで解説します。
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「AI 議事録ツール、Meeting Lensと Notta(ノッタ)どっち?」
最近この質問を非常に多く受けます。両方とも日本語 AI 議事録の有力ツールで、機能領域は似ているけれど思想と強みが大きく違います。
この記事では、編集部が両方とも有料プランで契約して触り倒した上で、料金・日本語精度・リアルタイム性・プライバシー・独自機能の各観点で公平に比較します。最後に「あなたに向いてるのはどっちか」が判断できる構成です。
結論: 用途別の早見表
長文を読みたくない人のために結論を先に貼ります。
| 用途 | おすすめ | 一言コメント |
|---|---|---|
| 会議中の専門用語キャッチアップ・返答補助 | Meeting Lens | 単語クリック解説 + 返答候補 が独自機能 |
| シンプルにきれいな日本語文字起こしが欲しい | Notta | 日本語精度と編集 UI の完成度 |
| 音声を端末ローカルに留めたい(機密会議) | Meeting Lens | IndexedDB + WebGPU Whisper の組合せ |
| AI による要約・話者識別が欲しい | Notta | 話者識別の自動化が一段優秀 |
| 学生・個人で気軽に試したい | Meeting Lens | 7日間無料 + ¥980/月 が最安帯 |
| チーム共有・録音管理 | Notta | チーム機能・録音ライブラリが先行 |
「会議についていけない不安を解決したい」なら Meeting Lens、「シンプルな AI 議事録作成」なら Notta、というのが大枠です。
Meeting Lens の概要
Meeting Lensは、株式会社 RoyAl が 2026 年 4 月にローンチした AI 議事録ツール。「会議についていけない問題」を解決することを明確に掲げた設計で、業界用語・専門用語が飛び交う会議で力を発揮します。
最大の特徴は 「単語クリックで AI 解説」 と 「返答候補の自動生成」。文字起こしされた発言の単語をクリックすると、Claude(Anthropic 製 AI)がその場で意味を解説してくれます。返答候補機能は、相手の発言に対して 3 パターンの返事を提案してくれて、咄嗟の対応が必要な営業面談・商談で重宝します。
技術スタック:
- 文字起こし: Deepgram nova-3(リアルタイム) + Whisper-large-v3-turbo(高精度) + Gemini 2.5 Flash(用途別選択可能)
- 議事録生成: Claude Sonnet 4.6
- 文字起こし全文は 端末内 IndexedDB に保存(サーバには送信されない)
- WebGPU 経由の Whisper オンデバイス推論にも対応(完全に端末完結)
Notta の概要
Notta(ノッタ)は AI 議事録ツールとして日本市場で先行している老舗。Zoom / Teams / Google Meet 連携が成熟していて、シンプルにきれいな日本語文字起こしを得ることに最適化されています。
強みは:
- 日本語文字起こしの自然な仕上がり(編集後の読みやすさ)
- 話者識別の自動化と編集 UI が洗練されている
- 要約・タスク抽出・翻訳が標準機能として揃っている
- スマホアプリ・デスクトップアプリ・Web アプリの 3 環境対応
データはクラウドに保存され、Web から後追いで編集・共有できる「録音ライブラリ」が中心思想です。
横並び比較表
| 項目 | Meeting Lens | Notta |
|---|---|---|
| 月額(個人) | ¥980(Light)/ ¥2,980(Pro) | ¥1,200(Premium)/ ¥1,800(Business) ※年契約割引あり |
| 無料プラン | 7日間無料トライアル(機能フル) | 月120分まで無料 |
| リアルタイム文字起こし | ◎ Deepgram nova-3 + Whisper | ◎ |
| 日本語精度 | ◎ 用語集 1390 語 + Claude 校正 | ◎ 編集 UI の補正が強い |
| 単語クリック解説 | ◎ 独自機能 | × |
| 返答候補生成 | ◎ 独自機能(Pro) | × |
| 議事録自動生成 | ◎ | ◎ |
| 話者識別 | ○(Deepgram diarization) | ◎ 編集 UI 込み |
| 要約・タスク抽出 | ○(Claude 議事録に含む) | ◎ 標準機能 |
| 翻訳 | × | ◎ |
| データ保存場所 | 端末内 IndexedDB(クラウド送信なし) | クラウド(米国・日本リージョン選択可) |
| オンデバイス推論 | ◎ WebGPU Whisper | × |
| 対応ブラウザ | Chrome / Edge(推奨) | Chrome / Edge / Safari |
| モバイル | ブラウザ動作 | 専用アプリ(iOS / Android) |
| チーム機能 | △(個人向け中心) | ◎ |
| API | × | ◎(Business 以上) |
Meeting Lens が向いてる人
1. 会議で「業界用語が分からない」が頻発する人
営業・コンサル・新入社員・転職直後の人は、ミーティング中に飛び交う略語・専門用語に追いつけない場面が多いです。Meeting Lens は単語をクリックすると Claude がその場で説明してくれるので、「聞き返す」恥ずかしさなく理解できるのが最大の価値。
2. 機密性の高い会議で音声をクラウドに残したくない人
法務・医療・金融・人事など、音声データの取り扱いが厳しい業界では、クラウド送信そのものが NG になることがあります。Meeting Lens は文字起こし全文を 端末内 IndexedDB のみに保存し、WebGPU Whisper モードを使えば音声も端末から出ません。
3. 商談・面談で「うまく返せなかった」をなくしたい人
Pro プラン(¥2,980)の返答候補機能は、相手の発言に対して敬語・カジュアル・英語で 3 パターンの返答を即生成。営業の咄嗟の対応、英語面談、苦手な相手との会話で支えになります。
4. 個人で気軽に試したい人
7日間の無料トライアルで全機能が試せて、Light プラン ¥980/月は AI 議事録ツールとしては最安帯。学生(慶應・早稲田など)の利用実績もあります。
Notta が向いてる人
1. シンプルにきれいな議事録テキストが欲しい人
Notta の編集 UI と仕上がりは、3 年以上の運用蓄積があってこなれています。話者識別の編集も含めて「読める議事録」を作るワークフローが洗練されている。
2. チームで議事録を共有したい人
チーム管理・録音ライブラリ・コメント機能など、複数人で議事録を扱う環境が前提なら Notta が一歩リード。Meeting Lens は個人ユースケース寄り。
3. スマホで録音して後で編集したい人
Notta はスマホアプリが充実していて、対面会議の録音 → 後でクラウド経由で文字起こし → 編集、というフローを一気通貫で回せます。Meeting Lens はブラウザベースなのでスマホでの体験は限定的。
4. 翻訳・多言語対応が必要な人
英語含む 100 言語以上に対応している Notta は、海外取引のあるチームで使い勝手が良いです。
価格詳細
Meeting Lens
- Free(7日間トライアル):全機能、その後 Light か Pro を選択
- Light: ¥980/月 — 文字起こし・AI 同時検索・議事録自動生成・単語帳
- Pro: ¥2,980/月 — Light + 返答候補・会議フィードバック・事前情報入力
Notta
- Free: 月 120 分まで、機能制限あり
- Premium: ¥1,200/月(年契約 ¥14,400)、月 1,800 分まで
- Business: ¥1,800/月(年契約 ¥21,600)、チーム機能・API・無制限文字起こし
実質的なコスパ:
- 個人で月 1〜2 時間程度なら Notta Free でも回せる
- 月 30 分以上で AI 機能フル活用するなら Meeting Lens Light ¥980 が安い
- チーム前提なら Notta Business / Meeting Lens は法人問い合わせ
どちらを選ぶか:判断フロー
質問 1: 「会議中に発言の意味が分からなくて困ることはありますか?」
- はい → Meeting Lens(単語解説機能で解決)
- いいえ → 質問 2 へ
質問 2: 「録音データが米国サーバに保存されるのは問題ですか?」
- はい → Meeting Lens(端末ローカル保存・WebGPU Whisper)
- いいえ → 質問 3 へ
質問 3: 「チームでの議事録共有・管理が必要ですか?」
- はい → Notta(チーム機能が成熟)
- いいえ → 質問 4 へ
質問 4: 「商談・面談で返答補助が欲しいですか?」
- はい → Meeting Lens Pro(返答候補機能)
- いいえ → Notta Premium(シンプル運用)
両方使うのもアリ
実は編集部は両方とも契約して併用しています。
- 重要な商談・面談 → Meeting Lens(返答候補 + 単語解説 + 機密保護)
- チーム定例・社内議事録 → Notta(共有・編集の効率)
合算で月 ¥2,180(Light + Premium)、料金は SaaS ツール 1 つ分くらいなので、特定の用途で困ってるなら両方使うのも選択肢です。
結論
シンプルにまとめると:
- Meeting Lens = 「会議についていけない」「機密性」「咄嗟の対応」を解決する独自機能型
- Notta = 「日本語議事録」「チーム共有」「翻訳」を満たす定番型
両方の無料プランを 1 週間ずつ試してから判断するのが確実です。
Meeting Lens の無料トライアル(7日間)はこちら →
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執筆者
編集部 / 北野 健介
SaaS導入支援コンサルタント。中小企業から上場企業まで、これまで200社以上のSaaS選定に関わる。SaaS比較Labでは主にAI・コラボレーション・営業支援系ツールの一次調査を担当。客観評価とエビデンス重視の比較記事を書くことがモットー。
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